IR説明会のススメ
暇さえあれば、いや暇がなくとも足を運んでいるのがIR説明会。
文字通り企業が投資家に向けて会社説明会を行う会。
ですが、もっと分かりやすく端的に言うと
「うちの株を買ってくれ」
のアピールタイム。
流れは粗方テンプレ化してます。
- 会社の沿革
- これまでの事業内容
- 今後の展開
- 業績と株価推移
- 投資家還元
大体こんな感じ。
そこに会社ごとのエッセンスが加わって、面白い面白くないの差が生まれます。
個人的に面白いと思うIR説明会は、
社長自身が投資家なケース。
京都の某企業の社長はまさにそのパターンで、自分の会社を俯瞰で見てチャート解析を始め、
私なら
今は買い
〇〇円切ったらロスカット
〇〇円ブレイクしたらどこまでも強気保有
頑張るんで皆さんよろしく!
的な話し方をされていて現場も大盛り上がり。拍手喝采を浴びてました。相当数買ったんだろうなぁ。
また逆につまらないパターンは、サービスや商品の説明に終始し、夢物語を語って終わるパターン。
展示会であれば優秀なんでしょうが、もっと泥臭い話もしないと。
投資家が買いたくなるか?ならないか?か重要なので、
- なぜ今なのか?
- この後なんかあるって事?
- 期待していいんだね?
この辺りにコミットしないと意味がありません。
実際参加した投資家から質疑応答で冷や水浴びせられてました。
IR説明会に慣れてない社長はそうなりがちですね。積み重ねが大事。
個別銘柄の専門家である投資顧問会社の代表として、銘柄選びは一際拘りを持って経営していきたい。
IR説明会なんかは序の口で、色々な場所、人から情報収集し表面だけでなく、その裏側の真意まで汲み取ってスクリーニングしていく。
材料は日常生活の至る所に転がっている。
歩いているだけでヒントだらけ。
意識するかしないかの差。
あー今日もインプットインプット。
頼もしい現場に感謝。
さぁ行こう!
飯田橋ルノアールにて執筆
*マルチ勧誘がメチャメチャ多かったんだろうねぇ。昔からだけど。
大石やすし