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あすなろ投資顧問 6月度コンプライアンス研修②を実施

昨今、企業におけるコンプライアンス教育の重要性は高まっており
弊社運営の投資助言・代理業者「あすなろ投資顧問」でも
【コンプライアンス研修】の実施が定期的に行われています。

 

2019年6月度コンプライアンス研修②を実施しましたのでご報告いたします。


テーマ

『SNSにおける留意点②』
~嘘・根拠のない情報を拡散しないように気を付ける~

 

真偽不明の情報が大量に存在するインターネットでは、情報の真偽を見極める必要がある。

 

(ウソや根拠のない情報を拡散してしまった場合)


・信頼が損なわれる(個人・会社)
・風説の流布や犯罪にあたる場合がある(個人・会社)
・風評被害が広まったとして企業等に損害賠償を請求される(個人・会社)
 等の不利益を被る可能性がある。


【不確かな情報を判断するヒント】-警視庁HPより抜粋-

 

① 強調表現、不安をあおる表現や急がせる表現が多い

ウソの情報は、強調表現や不安をあおる表現で信じ込ませ、急いで拡散させようとします。

② デマに含まれやすい表現の例

【強調表現】非常に、かなり、すごく、絶対、全て、必ず、重大な等
【不安をあおる表現】危険な、悪質な、大変な等
【急がせる表現】即、大至急等
【生命や金銭に関わる内容】
避難情報や災害情報等、生命に関わる内容も多く悪用されます。
また、「無料だったサ ービスが来月から有料になる」「有料サービスが期間限定で
無料になる」等、金銭に関 わるものも悪用されやすいので、必ず情報源を確認しま
しょう。

③ 情報源が記載されていない

本当のように記載されていても、リンク(情報源のURL)や根拠が記載されていない場合は、必ず自分で検索して情報源を確かめましょう。官公庁や企業に関するものであれば、公式ホームページや公式ブログ等を確認してください。
また気象情報など、内容によってはテレビやラジオ等を確認することも有効です。

④ 伝聞形式で書かれている
記載されている情報に、「らしい」「みたい」「だそうです」等の伝聞形式が含まれている場合も注意が必要です。「友人が」「知り合いが」「芸能人が」など情報源があいまいな場合は、当事者と直接話をしたり、公式ホームページを検索するなどして確認するようにしてください。

⑤ 拡散を勧めている
拡散を勧める書き方には、大きく分けて、悪意によるものと善意によるものの2パターンがあります。どちらであっても、情報源を確かめ、無闇に拡散しないことが重要です。

【悪意ある拡散の要求の例】
「見てから○時間以内に×人に回さないと不幸になります」
「この情報を止めた人は特定され、襲われます(捕まります)」等

【善意による拡散の要求の例】
「ペットショップがつぶれたので、もらってくれそうな人に広めてください」
「被害を未然に防ぐために、知り合い全員に共有してください」等
その他、特殊な場合として、情報源そのものが虚偽であるサイト(いわゆるジョークサイト)であることがあります。常識的にありえない内容でも、信じてしまう人もいます。もし皆さんがこのような情報を受け取った場合は、情報の真偽を確認する習慣をつけましょう。

 

www.keishicho.metro.tokyo.jp

 

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SNSフェイクニュースに関する補足

 

世界各地で、フェイクニュースやヘイトスピーチがソーシャルネットワーク上で激増し
それに対する対策にどの国でも高い関心が置かれています。

ドイツでは、フェイクニュース・人種差別・名誉棄損・脅迫・悪評の流布など違法性が
明確な書き込みを24時間以内に削除するようSNS事業者に法律で義務付けています。
過料を科す新たな法「ソーシャルネットワークにおける法執行の改善に関する法律」
(通称「ネットワーク執行法」)が制定され、2018年1月から本格運用。
シンガポールでは先日、インターネット上でのフェイクニュースの伝達・拡散を禁止する
法律を可決した(2019年5月)

 

 

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