新宿某韓国料理屋にて
久しぶりの新宿に緊張。
ゴジラホテル付近は治安がいいとは言えないな。やはり六本木や銀座が落ち着く。歳かな。
弁護士と語る投資詐欺の現状
今回はもっぱら、昨今の投資詐欺の話で盛り上がる。
特に焦点となったのは、いつの時代もなくならない詐欺まがいのファンド。
その過去事例や直近の動向について語り合う。
ファンド組成し、資産を預かることの出来る2種業者は参入障壁こそ高いものの相変わらずの人気だ。
残念ながら志ある業者とそうでない輩がいるのが現状。
投資家として利用する際は厳密な選別が重要となる。
資産運用を始めるにあたって
この席にはファンド会社のお偉いさんもいたが、今は前代未聞の映画ファンドを組成するため尽力しているとの事。
ラーメンファンドや映画ファンドは、ファンド組成のベタ中のベタ案件だが、昨夜聞いたそれは確かにセンセーショナルなものだった。
正に究極のローリスクローリターン案件。
熟練投資家はリターンが少ないものは嫌がるだろうが、初めて人様にお金を預ける場合は、このような比較的リスクが低いものを手に取るといい。
リスクとリターンのバランスを考える
素人ほどハイリターンに目が行きがち。その裏にハイリスクがある事からは目をそらしてしまう。
ここで断言しておきたい。
ローリスクハイリターンは存在しないと考えたほうがいい。
リターンの分だけリスクがある。
それを言わないのが悪徳業者。
世の中にはキャッシュを手元に集めたい詐欺集団がウヨウヨいる。
あなたの大事な資産を守れるのはあなただけ。
かくいう私だって若い頃痛い目にあったことがある。相当警戒していたのに。
気づいたらすぐ隣に忍び寄ってくるものと考え、十分に警戒すべき。
しかし、金融リテラシーの低い日本では、自分で運用する術がない投資家が多く、何か甘い誘いがあればとかく簡単に資産を預けがち。
解決法は?
いくつかあるが、私はこれが一番良いと思う。
失敗してもいい、まずは自分で回してみること。
それに一番適してるのが株であると考え、私は今の会社をやっている。
アドバイスのみの立場に歯がゆさを感じることも無くはないが、使命感を持って夢中になれるという意味で天職だと思っている。
ちょっと大げさなブログになったが、先生との会はいつも濃くて深い。普段避けるようになった酒も進んで久々のいい夜に。
金融の未来を明るくしたい。改めて思う新宿の夜だった。
それにしても、金商業に明るく、バランス感覚も優れている弁護士先生はそう多くない。
幸いにもあすなろの顧問は強い。
ありがたい話だ。
大石