地方を創生する?
そういえば、お盆時期に所用で和歌山へ飛んできました。
実を言うと大石銘柄を公開するにあたってとても重要なミッションの一つでした。
今回はそれとは別にもう一つミッションがあって、そのキーワードは「地方創生」でした。
和歌山市街にある地方創生プロジェクトを視察。
思ったのは
「割と芯食ってるなぁ」と。
センス良かったです。
担当者が若い方のようで柔軟性がある。
地方創生と言えば、巨額の資金でどん!とミュージアム的なの作るイメージがあるんですが、私が見たのは若者が好みそうなカフェバーを地道にいくつも作っていくやり方。
サイズ感も大小マチマチ。
正直、東京ではよく見るアメリカンおしゃれダイナー的な感じですけど、それでいい。
まずは地方に住んでいたい若者達が楽しめるんだから。(ランチはパンパンでした)
若者達の動向に対して、大人達は大きな勘違いをしているのでは?と思っていて、それは
年頃になると主要都市に出て行ってしまう、取り戻さなきゃ。
この考え方です。
だからきっと必死でIターンだのUターンだのってが前提のプロジェクトが立ち上がるわけなんだけども、
若者達はもっとドライ且つ情熱的だと思っていて
地元に住んでいたいから出ていかない
或いは
いつか地元に帰る前提で一旦出て行った
こんな若者が多いと思ってます。
今はネット社会でアドレスに対した意味はない。
携帯やスマホが当たり前で育った今の若者の心は、大人達には理解できないでしょう。
ドライ&ホット
若者達の心理を理解して施策すれば少しづつ結果は出てくるはず。
もっとも人口減少が社会問題な訳ですから、そもそも大きな目標を立てちゃいけない。
細々とじっくり煮込むべし。
本気でやるなら観光意識した方がいいですね。それには外国人の心理を理解しなければ。
- 郷土料理が食べたいだろう!
- 歴史が知りたいだろう!
- 世界遺産があれば来るんだろう?
安易な考えで予算を使ってはいけませんね。
そんなことを考え、話し合いながら矢沢永吉の熱狂的ファンが経営するバーで更けていく夜がありました。
私の個人的考え?
地方創生より
首都創生をすべき。
日本は世界の地方です。
以上
さぁ行こう。
アマン東京ラウンジにて執筆
大石やすし